薬剤師のヒト的問題 薬局ワォ!運営

薬剤師評価制度についてepi2

薬局薬剤師は、人的資産運営で間違いないと言われていますが
まだまだ発展途上。 薬剤師は評価されていない、というワードは
業界全体、また、企業規模含み、中小規模の薬局から全ての段階で
言われており、薬局縮小どころか人事評価制度について考えていかないといけないのが
今回のシリーズコンセプト。

薬剤師評価 過去の記事

評価制度について考えるエピソード1

今回はエピソード2。
薬局業界は、仕事は多岐にわたりますが、旧来それぞれの企業にありました新卒薬剤師、
未経験薬剤師向けの研修マニュアル(企業によりOJT等と言われています)、
また、学生実習を通した研修マニュアルがあるので意外と具体性に飛んだレベル内容がある場合があります。

たとえば、電話対応についても、企業によっては
・電話対応ができる
だけで括られている企業もあるようですが学生実習や定期的に新卒、未経験薬剤師を受け入れている薬剤師がある企業になると電話ひとつの対応でも、

・電話対応についての評価項目(以下すべてチェック網羅でこの項目での査定)
・卸への発注、緊急電話対応
・営業電話への対応
・Drからの問合せ対応
・訪問看護や特養からの対応
・患者問合せでの口調、対応 など 割愛
詳細にわけています企業もあります。

総じて同じなのが、何を、どのように、具体的に、というように非常に具体的に
どうやって評価しているのかを明示している企業は薬剤師の満足度は比較的高く
離職率も低い状況にあるように思います。

かといって、
[chat face="woman2.png" name="" align="left" style="type1"]すべての項目を作っていく時間なんてありません無理![/chat]

となりますので すべてを一気に詳細作らないようにしていきましょう。
(またアナタが一般薬剤師であれば、それを見て欲しい、と上司に打診、または小さい薬局であれば一緒に社長と作っていくことです。社長は、評価制度なんて勉強していないのが殆ど。負けてはいけません、待っても待遇は改善しないでしょう)

薬局はそこまで上下関係の役職を細分化しても意味がない場合がありますが
ひとつ同様に企業で思うのは、管理薬剤師、にはおそらく各企業が手当てが発生しているかと思います。 その中で、管理薬剤師は能力やフェーズに応じた定義を分けて、管理薬剤師の中でも上下関係を作っておくのも重要な運営方法です。

管理薬剤師のレベル分けをして給与に差をつける。それでは難しいので、管理薬剤師の一つ上のレベルの上級職を作成している中小企業がいる場合があります。(これが多い印象です) その場合、おそらくその管理薬剤師をまとめる立場の人間は、投げっぱなし運営になっており、人の問題や、運営管理で槍玉に挙げられ、疲弊しているのではないでしょうか?

指示を受けるのはとても簡単。また、その指示に関して批評だけするメンバーはいませんか?この場合、管理薬剤師は自分の店舗だけの運営マネジメント意識から出ておらず、会社、組織とした薬局運営の勤務を考慮できていません(というかそういう勤務体制を経験したことがないため、未経験ジャンルな為仕方ない部分があります)。そして、そのメンバーは協調性にかける場合が多々あり、かなり薬局企業的には厄介な問題で全国この内容は共通の話題かと思われます。

そのため、

管理薬剤師をまとめる中間管理職の上級職を作成させたり、管理薬剤師の中から秀でた従業員を、まとめ役にまずはするのではなく、管理薬剤師をレベルまたはフェイズ能力階級でわけることをおすすめしています。たとえば、管理薬剤師1 管理2 管理3・・
というように個々にオープンにできる環境にしていくと、ミクロな視点から、マクロな視点で企業運営を考えるスタッフが出てきます。 まとめ役は、その後の作業で任命しないと、烏合の衆を優秀な将軍がまとめても、そのグループは烏合の衆からなかなか抜け出せません。

しかしこの方法は、従来避けていた、薬局薬剤師の階級制度の作成では?と思われると思いますが、ずばりその通り。 階級制度、能力給を避けていた(という考えていなかった)業種としては、運営に迷われるかと思います。しかし、 このままの薬局の組織力の弱い部分、協調性、全体での収益構造の把握、各種調剤技術料の低下等で、自店舗だけで支えるスタイルから、切磋していく業界に変化していますのでぜひ行ってみる作業としておすすめしています。

もちろん、もし管理薬剤師のフェイズ分けを行った場合、各フェイズに求める能力は記述し、全従業員に開示する必要があります。 開示して、さらに自己判断でどの階級に自分がいるか、チェックさせていくのがポイントです。 このフェイズ分けは薬局が求める人物像(管理薬剤師)ですので必然的に、マネジメント能力、各種調剤報酬の分からない、見ていないメンバーのふるい落とし等、面分業で非常に多種にわたる能力が求められる薬局薬剤師は、このフェイズに沿って頑張るようになるため、薬局運営は非常に力強くなっていくでしょう。

フェイズ分けで注意して欲しいのが、管理薬剤師の能力フェイズを、その薬局の
売上高で重要視してはいけません。もちろん、売り上げも高く、薬剤師人数も多い店舗のほうが比較的管理薬剤師に求める能力は高くなりますが、全体バランスをみている、ということが大事です。協調性、薬局組織としての行動明示等も必要になります。売り上げが高い薬局の管理薬剤師だけが評価高い、わけでないのがポイントですよ。

今日はここまでにしましょう。

 

 

 

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