2017年の薬剤師薬局業界は
2018年の調剤報酬改訂を前に、非常に混沌としています。
現場薬剤師が今後何をしていくのか、また、企業薬局として
どういったコア戦略(過去ブログ参照)を持って運営していくか
常に考えていかなければいけません。
現場薬剤師としては、薬剤師としての専門的な分野も
ご自身で判断して、研鑽していくのは必須です。
ジェネラリストとしての薬剤師・・としての
能力はあくまでベースですから、早急に【自分は何が得意な薬剤師か】
を見つけていく必要があります。
かかりつけ薬剤師制度や服薬情報等提供、
在宅でのカンファレンス提案の能力も
もちろん少しずつつけていかなければいけません。
そんな中で、薬剤師のおすすめ書籍3選
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まずは知識をインプットしてから、薬局業務に生かしていく、という事も大事でしょう。
薬剤師は薬の知識としての専門職ではありますが、
窓口で患者からの質問、相談はありとあらゆる方向可能性があります。
中でも日頃毎日の、作業である 食事に関しては、
患者自身からすればもっとも手近で、頭に入りやすい話題。
管理栄養士がいる薬局企業なんて稀です。
投薬業務で、薬を安心して飲んでもらい、
信頼関係を気付いていくには、まずは栄養指導の知識をつけていくのが
非常にオススメかと判断します。
付加価値のある薬剤師としては、
例えば HIV, 在宅、 糖尿、 精神・・と
専門的な知識の必要とする範囲はもちろんあるのですが、
配属先の薬局がその専門分野の処方が、枚数多くくるのであればいいのですが
(また専門、な為、内容も難しい)
ブログ薬剤師筆者としては、薬局でできる栄養指導から入ってもいいかと思います。
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さて、本題になりますが
薬剤師ブログの今回の題名である
薬剤師、薬局が生き残る為の考え方はこれ。
という事ですが
2018年の調剤報酬改訂を前に、
改訂後のみ、大慌てで企業の舵をきる会社が極めて多いと感じています。
・地域活動の要件は、うちは 学校薬剤師しているから特段地域でのイベントには・・。
・かかりつけに関しては、条件出揃ってから、弊社は大きく従業員に打診します
・医師への情報提供は・・まだDrにも何も言ってませんし・・
・健康サポートはハナから、自分の薬局はダメだと決めている
という状況になっている薬局が多いのですが、
たとえ経過措置的な運営が認められても、いきなり
運営方法を、
・基準薬局は、かかりつけ算定件数が月**件以上になったので必ず取れ!
・服薬情報等提供の回数が、年で*回必要だから今日からやれ!
と方針をいきなり舵を切ったとしても、
[chat face="man4.png" name="" align="left" style="type1"]ワシらついていけんよ!きつい!分からん!辞めたい![/chat]
となるのが籍の山でないでしょうか。
いわゆる、施術サービスでもなく
物品販売、施行、製造サービスでもない
この薬局業界でありがちな、
【なんだか変化ないナァナァな空気感】
そう、これはいわゆる
受身の制度ビジネスである薬局薬剤師業界によくありがちな
いわゆる【feel safe】ゾーンへの陥落になっています
セーフゾーンに入って、日々すごしていないか、
自問自答すべきかと思います。
思いのほか、社会制度および社会保障の切り替え改革が行なわれている為、
現場薬剤師たちはイマイチこの流れを把握できていませんが、
日々の投薬、薬歴、在宅、施設調剤業務に追われてるだけでは
厳禁です!
セーフゾーンに入り、
アイドルタイムに ネットサーフィン
お話タイム、 ネットスマホタイム。
ダメです!(時には重要かもしれませんが。)
かと言って、
その日何をするのか、何をすべきかいきなり舵を切ってはいけません。
*ヶ月単位でプランを立て、紙に起こして行きましょう。
到達点はもちろん、
薬局、薬剤師としての機能向上とは名ばかりですが、
・医師への情報提供算定の為の動き
・在宅への動き
・かかりつけ算定への動き
・細かい品目のジェネリック算定への品目算定
となっていくわけですが、
それ以前に、
各メンバーにおける現在の仕事内容詳細と、
仕事の難易度(おおまかに)、その時間を
書き出ししていく必要があります。
また、つど過去のブログ記事にも書いてるように、
かならずミーティングを薬局内で行なうように。
そもそも、会議、ミーティング自体経験がない薬剤師業界ですから、
まずは時間は短時間、各位が発言していく習慣を付けていってください。
時間ない事務、
時間ない薬剤師が非常に多いです。
その作業は本当に必要なのか、
その提出物、その精算関連は必要なのか。
その書類は見ているのか?
判断してください。
あなたの薬局にもし本部があれば、
またはなければ社長、またはそれに変わる
マネージャー、課長、等主任あるのであれば
さらなうフォロー、フォローバックが
今後の調剤報酬改定を控えている昨今、必要になります。
これ以上は、ご相談ください。
薬剤師の9割が知らない薬局運営 ブログ著者より