場の薬剤師と、運営側の間に立たされている薬剤師。
年齢もミドル~、 もしくは手薄な企業では30代前半が大いに直面している問題、
それは「時代の流れのハザマでの薬局運営」である。
薬剤師業界は、驚くほどのスピードで変化しています。
しかし、 失礼ながら、旧態以前としている勤務体制の40代後半~ 、
またはオーバー50の範囲の従業員へ、そのいわゆる、「急激な時代の変化」に全く
付いて来れていない状況も事実。
いまやDo処方の薬歴、 継続確認、のみの薬歴は 厳禁です!の指示どころか、
併用、 トランスポーター、 P糖タンパクでの併用考慮、
麻薬用量、レスキュードーズの調整、 副作用、
腎機能 や肝機能、CCrからの判断での薬剤変更の打診・・・。
さらに追い討ちで、 電子薬歴。 自動監査システム、調剤ロボ。
そして、 メールどころか各店連携は クラウドを使用。
アイパッドを使った投薬、情報の収集、添付文章もネット、アイパッドを使用。 情報共有。
在宅もオンラインのクラウドを使った、他職種の連携。
情報が整理できない薬局、整理整頓できない薬局が多いレベルであるのに、
今度は情報の整理、医療者としてカンファレンスへの参加。
ありとあらゆる仕事を、薬局薬剤師はしなければいけない。
2016年に早急に、薬局内、 社内整備をしていなければ、2018年あたりからくる
介護-調剤報酬の同時改定、 インフラネットの大幅な整備、薬局業務、
健康サポートに伴う雑多な仕事内容に、大きく遅れることになるだろう。
このブログを通して、言っていたことだが、早急な人的問題を解決することを優先して欲しい。
薬剤師業界は、法的、調剤報酬制度を基に会社、経営方針を舵していかなかればいけないという
極めて特異的な職場。
会社方針の決定をしていく場合、それは往々にして調剤報酬改訂を基礎におき、将来的なものを
考慮しながらしていくものになる。
しかし
現場の薬剤師、トップダウンし慣れていない薬剤師は、
【調剤報酬改訂を基礎とした会社運営方針】
を自己都合よく、
【強制的に上から言われる会社運営方針】に置き換える傾向にあるのでここは非常に慎重に、
運営されたほうがよい。
なぜ、そうするか、(かかりつけ算定、 基準算定、 パートは朝のみの採用、医療事務はパートのみの運営か、
休憩時間の考慮、 有給使用) ありとあらゆるトップダウンについては、
調剤報酬改訂を基礎にした会社運営と経営バランスを徹底的に理由付けていくことが重要である。
薬剤師は、倫理規定で一生涯勉強です、ということが書かれている。
これは、どのように自社、自薬局に社長、管理薬剤師は落とし込んでいるだろう。
・卸中心の勉強会
・社員全員を集めた勉強会
・Eラーニング
これらはすべて受動的な勉強であり、専門性、薬剤師の特殊性を考慮するにあたり、
上記3点は勉強している、という点では非常に効率悪く、あまりプラスになっていない。
薬剤師自身の専門、ご自身のこれだけは知識は負けない、というジャンルを早めに構築されたい。
これは、受身的な薬剤師、いわゆるプライドは高いが何もできない薬剤師を率いる場合、非常に困難を伴うため、
会社または中間管理の薬剤師達が流れをつくってあげて欲しい。
自分のエリア、 地方の薬剤師すべてにヒアリングしてほしい、
【何の専門性を中心に勉強していくか】
この一点である。
この先とるべき行動がある。
しかしこれ以上はブログでは記入するのはやめておこう。