医薬品流通確認事項は2019年の1月29日に
厚生労働省通知で出ています。
概略としては、
シアン化カリウム(青酸カリ)を入れた医薬品を流通させるという脅迫 文が複数の製薬会社と報道機関等宛てに届いたようです。
薬局管理としてはすぐに以下の事項の確認しましょう。
1.各医療機関及び事業者が取り扱っている医薬品について、その外観や封など を十分に確認すること。
2.医薬品を譲り受ける際は、譲渡人が常時取引関係にある場合を除き、譲渡人 が必要な販売業許可等を有する事業者であることを確認すること。また、医薬 品を納品する者の社員証等の身分証の提示により本人確認を行うこと。
3.医薬品の製造過程、流通過程において、意図的な異物の混入がなされないよ う、医薬品を保管する場所をはじめ、部外者の立入を制限している区域への部 外者の立入に特に注意すること。
4.取り扱っている医薬品に意図的に異物が混入された等異常のおそれがある と認められた場合には、速やかに監視指導・麻薬対策課、所管の都道府県、最 寄りの保健所等に報告のうえ、警察に通報すること。
薬局としてはそんなに困ることではないでしょう。
卸からは時として、応援で見たことない担当者、配送さんが配達しますので
しっかりチェックと言ったとこですが・・・。
薬局でセキュリティを入れていない薬局は昨今はないと思いますが
薬局に不法侵入があれば全て医薬品はチェック、粉物は全て廃棄したほうがいいでしょうね。
各地域の管理記録簿へ、今回の内容のチェック内容とチェック済、
また地域によっては通知コピー等(縮小)を貼付していますのでしっかりと管理しましょう。