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認知症対応?薬剤師勤務で今後最重要課題か? その2

認知症対応力向上研修の薬剤師の研修は全回の、
認知症対応?薬剤師勤務で今後最重要課題か? その1で記入したが
では他に認知症関連で薬剤師資格に伴う何かが無いか、と質問があったが
設立が比較的最近なもので薬剤師関連では、認知症研修認定薬剤師制度がある。
2015年前後からの認定制度なので、この業界でも比較的新しいと思われる。
認定関連のため、当然だが学会関連である。
日本薬局学会が定める、認定制度のひとつ、認知症関連のものである
認知症研修認定薬剤師制度、である。

認知症研修認定薬剤師制度

さっそくだが、薬局薬剤師が気にある資格取得条件をチェックしてみる。

認知症研修認定薬剤師の申請者は、下記資格・要件を満たしていること。
① 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格と見識を備えていること。
② 本学会の正会員であること。
③ 薬剤師としての実務の経験を 3 年以上有すること。
④ 本学会が指定する認知症領域の e-ラーニングを 20 単位以上有していること。
⑤ 本学会が認定するワークショップで 6 単位有していること。
⑥ 認知症サポーターを取得していること。
⑦ 認知症の人への介入事例を 3 例以上提出すること。
⑧ 別途実施細則に定める認定試験に合格していること。(合格認定証を添える)
⑨ 薬剤師認定制度認証機構等で認められた研修認定薬剤師を取得していること。(※)
⑩ 職場長(薬剤部科長あるいは薬局長等)の同意があること。
⑪ 上記の認知症領域の e-ラーニング、ワークショップで単位取得開始後、4 年以内に申請すること。

トピック詳細を見てみる。当然だとは思うが、学会関連のため
日本薬局学会の所属学会に関しての属しが条件になる。いつもこの類の条件で思うが所属学会になぜ限るのだろう。無論運営等の諸条件問題もあるのだろうがここで一段階、狭門となりあまり合理的ではないので学会所属必須は毎度思うがあまり良い運営とは思えない。
日本薬局学会はあまり経営部員や地方によってはなじみのないグループかもしれないが
上記の認知症研修認定薬剤師制度の中のページの中に、ひっそりとバナーで
日本薬局学会へのリンクページがあり そこをクリックして入会させるようにしてある。
クリックすると以下のページになる。年会費がかかるとのことだ。

一般会員として薬局薬剤師が入会するには重荷の年会費用かもしれない。
この5000円/年が会社負担経費で捻出していただけるのであればまだいいが
年会費継続して企業メリットがあるかどうか、本人の認知症研修認定薬剤師制度維持ためだけであれば企業側の難渋を示す。 では会費だけ納めて何のメリットもないかと言われれば、どうだろうか。この協会の認める学会広報誌のようなものが査読できるという事なのだろうか。
一方で学会指定のEラーニングの受講条件が書かれいている。
本学会が指定する認知症領域の e-ラーニングを 20 単位以上有していること。
つまり この学会指定の口座でなければいけない。
指定のEラーニングになると メディカルナレッジを契約する必要がある。

20単位以上必要なので 15000円/年 がかかりそうだ。
Eラーニングは地域性や会社の特性で各方面のEラーニングを皆が受けている。
新規参入を狙うのだろうが、別会社のEラーニングを契約してる場合、この障壁は
あまりにも高い。 認知症関連の資格取得だけで別枠で半額程度、20単位分で窓口を
開いてもらわないと一般会員にとってはしんどいかもしれない。
この段階だけで学会の年会費5000円、Eラーニングの15000円がかかっている。ちなみに
学会を脱退するとその時点で認定は終了となる。

認知症サポーター

認知症サポーターの資格取得の条件がある。
これは、学会にまで入らせてさらに取得か、と疑問に思う薬剤師も思うが、国の流れがあるのである程度新オレンジプランの一連の組み込みも考慮したら仕方ないか。上記のワークショップ、Eラーニング、症例検討まで入っていけばもサポーターまで取得せずとも、とも率直な意見はある。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン) では以下のように発表が既出なのだ。

認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)

認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しな
がら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置く
認知症サポーター養成講座を修了した者が復習も兼ねて学習する機会を
設け、より上級な講座など、地域や職域の実情に応じた取組を推進する。
【認知症サポーターの人数】(目標引上げ)
現行プラン:2017(平成29)年度末 600万人 ⇒ 新プラン:800万人

国としてはなんとかこの サポーター制度を成功させたい。
なにかの政策に絡んでくるのか今後注視していく必要がある。
これは薬剤師として上記の認定制度に全く興味なくとも
一読しておく必要がある。
おそらく 各地域で、認知症サポーター養成講座があると思うのでぜひ
参加していて欲しい、全国的に企業参加貢献方式ではあるが
認知症サポーターの人数は増えているが薬剤師さんの人数はまだまだ伸び悩んでいる。
キャラバンメイトというのは認知症サポーターを養成する側の総称だ。

この制度のひとつで東京都がオープンにしている
Eラーニング制度もあるので参考にしてみてもよい。




ここまでこなしてワークショップも行い、
認定試験にすすむことができる。復習してみよう。
2019年のものになるが症例報告、内容精査、
認定の試験に臨む、会場は東京大阪金沢とあるのでなかなか大掛かりだろう。

なかなかハードルが高い。

若年性認知症の窓口

今回は若年性認知症の窓口を見てみよう。認知症が主に高齢者の病気だが概略は65歳未満で発症、または疑われる場合、若年性認知症と言われる。
だがこの疾患は、ある一定で認知障害の疑いもあり、また薬剤性のものもある場合もあり、単純に 若年性認知障害とは言えない為窓口を広げ相談できるようにインフラが整えてある。比較的若い年齢で発症するため、介護者が配偶者または近親者になるため負担が大きく、患者本人はもとよりその家族のケアが大事と言われる領域になる。

各県には 国からの直轄の指示で若年性認知症コーディネーターが配備されているので
検索するとその地域の担当に相談できるようになっている。
まずは電話で・・が一番だが大きい窓口はサポートコールセンターになり、その後コーディネーターへの流れもある。(若年性認知症の特性に配慮した就労継続支援及び社会参加支援等の推進を図ることを目的として、「若年性認知症支援コーディネーター」が委託されているので安心した欲しい)

群馬県は窓口が大きいが背景があるのだろう。
認知症の相談窓口は、これは地域により異なるので
もし相談を受ければ調べてあげるとすぐ出てくる。

 

地域によってはコールセンターのみになる。
次回はその制度と、支援状況を見ていこう。

 

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