購入すべき!

薬局薬剤師が利用する書籍01

薬局で勤務する薬剤師。日々情報はアップデート。しかし現場を回すので精一杯。夜も遅く、在宅も広い。勉強会に参加できにくい。週末は家族等のイベントもある。勉強するには薬剤師として勤務していくのであれば書籍が有効。流行の書籍、薬局薬剤師が購入している書籍を今回は閑話的にチェック。くじら薬剤師おすすめの書籍。

実践薬学は本当に売れている


どの薬局に行っても必ず1薬局に1つは誰か所持しているのでは?と思える教育読書。日々添付文書やオンラインで調べものするときにしっかり把握していないベースラインの内容が盛り込まれています。何度も読み返しが必要な内容。Kindleでの購入はおすすめしていません。ページにより手前の内容をもう一度読んで見ないと判明しない内容も盛り込まれています。

薬剤師だけの書籍でおすすめされてい場合も多いですが、今後の情報提供のあり方として昨今は卸セールスでの研修書籍、MRはもちろんですが広い分野での基礎薬局教育書籍になっています。実践薬学は一時期ベストセラーでamazonで販売していた理由も納得。購入されていない薬局薬剤師の方は、急いで購入してしましょう。

相互作用、トランスポーターを介した薬学的作用、併用。今後の薬剤師業務にとって薬学的な判断からの処方医への提案は調剤報酬改定の2016年から2020年にかけて何度も大事な薬剤師業務だと明記されています。知識がある程度ベースラインにないと服薬情報等提供文章、トレーシングレポートは記入できません。これってもしかして・・という知識につながるため実践薬学はかなり有効です。

ポイント

実務で使用する、検査値からの処方変更提案の代表である腎機能チェックについて不安な方、苦手な領域が多いと言われている、DOAC,心臓疾患、種類が多い血糖値について体系的に学べる

くじら薬剤師
薬局に1冊あると必ず皆チェックし始める書籍ですよ笑イヤイヤ、本当に。
新卒薬剤師の研修書籍、パート薬剤師だけでなく中堅薬剤師だけどしばらく書籍で勉強していない・・という方にもおすすめにゃ
新卒ネコ薬剤師

 

 

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実践薬学を持ってる薬局には配置されてる?

医療情報検索テクニックの本は添付文書、インタビューフォーム、診療ガイドライン、医学論文(PubMedもあり)などに焦点を絞って記述されています。昨今の薬剤師業務は服薬情報等提供文章やトレーシングレポートで関連医療機関へ薬剤について調べ打診できる能動的な業務が必要になっています。そのためにも、どのような情報を集め、何を利用していくかががわからない人向け。

上記に記入した、薬剤師おすすめ書籍1位の実戦薬学を配置している薬局には大概あるかな、と思えるほど皆持っている薬剤師おすすめの本。それが薬剤師のための医療情報検索テクニック。医療情報は検索した後に利用しないと実務に繋がりません。調べても分からない、とならないようにするための書籍。基礎的な内容にはなりますが薬局に1冊あるだけで今後の入社薬剤師に向けての研修書籍になるため『薬剤師のために医療情報検索テクニック』はおすすめしています。

また、昨今の薬学的薬局業務では添付文書だけでなくガイドラインを利用した業務が必要になっています。薬という物的業務だったので仕方ないですが医師処方元はガイドラインを利用した処方を行い添付文書はそこまで重視していません。しかし、薬剤師業務は診療というスタイルはしないため診療ガイドラインはほとんど把握せず添付文書を利用した業務を行います。そこで業務の軋轢が発生します。有名なのは2016年前後の糖尿病治療ガイドライン。SU剤など、初期容量の設定が行われましたが添付文書には記載されておりませんでした。添付文書と診療ガイドラインは異なる守備範囲のため当然です。この『薬剤師のために医療情報検索テクニック』は、ガイドラインについても記入されていますのでそのあたりが不明瞭な方も熟読すべき内容になります。実務に活かせるでしょう。

ココがポイント

 

知りたいことがあるけど、どうやって迅速で正確な情報を調べていいか不安、わからない人向け。医学論文について興味はあるが、どうやって調べ利用するか分からない薬剤師さんへ。教育への利用としてもおすすめ

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言わずとしれた、『基礎からの検査値のよみ方』。現在処方箋は検査値が記載されて久しく時間が経過し、各地域の薬剤師会と現場もある程度業務が一巡しうまく連携が取れている地域があります。(一方で形式だけ的な検査値の表記の地域もありますがそれを否定せず、皆で疑義照会、勉強会で薬々連携を頑張りましょう。)よくある検査値簡易ブックや看護師向けの検査値の書籍とは一線を介しています。検査値がどういう値だから薬剤師としてどのような点に注意すべきか、が記入されているのが最大の異なる点で購入のメリットです。基本的な検査値は把握しているがもう一歩進んだ内容知識が必要な方は購入しておいて損はないでしょう。

薬々連携の少ない地域、病院と薬局の連携勉強会が人手の問題で少ない地域は無数に存在しています。この『基礎からの検査値のよみ方は、病院薬剤師協力もしています。実務に伴う内容と薬剤師としてチェックすべき内容、また病院側からも網羅しておいてほしい内容も記入されておりなかなか基幹病院の勉強会に参加できない薬剤師にもおすすめできる書籍になっていますよ。

新卒ネコ薬剤師
検査値処方箋にあまり慣れていない方は必読にゃ。ある程度慣れている人でも読んで損はないです!

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書籍は必要

薬剤師業務はアップデートが必要。日々薬品の進化は変化します。おまけに調剤報酬改定。10年前、いや5年前と比べかなり薬剤師業務の変化が出てきています。主なポイントは対人業務・・といえど、まとめたら、医師へ薬学的判断した内容を打診していく。これが最大の変化。薬剤師として変化すべき時代が来ています。

ネットだけでは知識は積み重ねにならないでしょう。また、電子書籍も話題ですが実は電子書籍と紙の本で知識に残る、いや覚えやすい比較実験も行われていますが結果は、覚えやすいいわゆる忘れにくいものは紙の書籍です。かさばりますが紙の書籍で読んでいくことが大事です。

番外編ですが妊娠授乳薬もかなり大事な分野。外来は日頃から来局される可能性があります。きちんとチェックしていきましょう。

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