薬剤師業界情報

厚生労働省が発表した道筋2018.09発。

2018年の8月末に行われた、
2019年度予算概算要求のうち、薬剤師・薬局関係予算の概要。
内容をチェックしつつ、今後の薬局薬剤師として円滑な運営をしていくために、
ポイントのみピックアップしました。

今回の薬剤師ブログのポイント
今回記事
・2019年度予算概算要求のうち、薬剤師・薬局関係予算の概要
予算は2018年に比べ倍増している
・かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師については引き続き明記された
・過去に発表されている、患者の為の薬局ビジョンは継続推進
・地域連携、地域包括ケアに関しては最重要事項
・薬剤師の専門分野での卒後研修のスタート段階の構築

次回以降の記事
・同じく高度専門知識を所持する薬剤師研修を増やす
まずは講師陣、研修スタッフへのメス
・薬剤師免許の所持は関連ホームページで氏名の検索から確認できるように
・薬局医療費安全対策業務費用の大幅な増加(ヒヤリハット報告)
・一般用医薬品の拡充の為、登録販売師含めた研修の増加
・認知症ケアについては引き続きの焦点

2019年度予算概算要求のうち、薬剤師・薬局関係予算の概要は、
7億8303万円と、2018年度の予算は(3億程度)であるので
単純計算で倍増しています。
倍増です!!かなり重要視しなければいけません。
ただ、予算の中の精査する必要はもちろんあります。しかし、
予算が倍増かぁ ふーん 程度では薬剤師としての勤務、
また薬局としてやっていかなければいけないことで非常に遅れを取るでしょう。

 

何度も記入する薬局ビジョン

このブログでは概略しか書きませんが、
大まかな道筋としては、患者の為の薬局ビジョンは根底にある様子。
中でも、従来既出である薬局薬剤師の唯一無二な自発的診療報酬である
・かかりつけ薬局、 かかりつけ薬剤師
・地域連携として、薬剤師としての勤務
・各種薬剤師の診療報酬の引き続きの報告数のチェック
・服薬情報等提供料
・服薬薬剤支援調整料 、外来服薬支援 など
・かかりつけ算定
は重要視されています。

いわゆる数字や報告数ファーストで、強制的な業務も
多々ありますがこれらの算定数、業務内容、地位包括への出席をしていかなければ
今後の薬局は機能情報で今後の基本料にメスが入る可能性が非常に高い状況です。

また、薬局薬剤師として転職の際、これらの算定は
ご自身の勤務薬剤師だった時に、どうだったか、が言及されている時代にも突入。
(認定薬剤師所持していないなどは数年前から採用回避されています)

かかりつけに関して、おおよその薬剤師にとって
疑問が浮かぶ内容であるのは正直な意見ですが、今回の概算要求への
明文の盛り込み、唯一の報告数チェックできる算定数として
国としては引き下がれない為、算定数が非常に少ない薬局は
死活問題になる可能性を秘めているのが現実と予想されます。

その為、各種調剤における技術料の算定は
必ず業務の上で正当な報酬として算定していかなければいけません。

また、すでに4年前の2014年あたりからは言われていますが
各種地域包括センターが主催、または地域包括と名前のつくものの
イベント、研修への薬剤師出席は少しずつ、健康サポート拠点や
地域の拠点薬局としての必須条件に盛り込まれていますので
注意されてください。

現在の医療機関、医療系の懇談等で、
非常に悲しいとは思いますが、薬剤師は医療職なのに
研修が少ない、専門分野の専門的従事者の少なさを糾弾され始めています。
(薬局薬剤師)

一部の薬局勤務薬剤師は非常に優秀、または論文、発表会や
学術大会への出席はされています。しかしおおよそ大半の薬剤師は
研修参加数が一桁または0、専門分野はない、状況が現実です。

メスが入るよ

この状況にメスが入り始めています。
一斉に強制力をもたせて、専門分野を持て!となっても
できませんので今回の2019年の予算では
講師陣または研修ができるインフラを整える内容になりました。

つまり、2020、2025年までには必ず、
薬局には専門分野の薬剤師を配置等の強制力を持った
内容が改定で発表されると予想されます。(予算を今回使う為)

薬剤師は基本的には非常に研鑽的な職業です。
専門分野に卒後研修として入って行くのは
保守的な職場、職務の為怖いと思いますが
ご自身で興味のある内容を選んでいくのが今年から来年の動きのポイントです。

続きは次回。

薬剤師として薬局へ転職したい、したいが方法がわからない、
自己アピールがわからない、給与交渉を任せたい、
このエリアで、ワークライフを守って就職してみたい、

そのような相談も受け付けています。

 

また、薬局企業を立て直したい、従業員教育について目をむけたい、
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何をすればいいかわからない、そんな相談があれば、

気軽に、問い合わせから
連絡をされてください、力になります。

 

薬剤師の98%が知らない薬局運営術 薬剤師ブログ著者

 

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