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薬剤師勤務の上での考え方
本日は先日のアルフレッサ株式会社とヤマト運輸株式会社 2019年9月26日に発表された
調剤薬局向け在宅医療支援サービス の流れを情報の頭の片隅にいれておきたいと思う。
要は、上記の流れのとおりなのであるが、在宅等で患者宅へ向かい、その際に患者から必要な栄養補助食品、介護用品(家族から受注される場合も多々あった、介護用品はかさばり重量もある為)、OTC等(これは洗剤も含まれる場合もある)を薬剤師や訪問看護等に頼まれることがある、過去は時間給与に応じた購入サービスもあるが(スーパー等であれば)実質は薬局薬剤師が訪問の際にそのOTCをサービスで持参していた背景がある。
しかしこのヤマト運輸とアルフレッサHDのサービスによると、薬局在宅薬剤師が、上記である「ヤマトWebソリューションズ株式会社が構築したクラウド型ITシステム」を介し(おそらくタブレット等で患者と確認しながら発注することになるだろう)、発注する。発注先は提携であるアルフレッサになるのだろう。そのアルフレッサの発注情報からヤマトへ出荷し、それぞれの患者宅へヤマトは宅急便で配達してくれるというサービス。
患者によっては薬剤師自身が配達してくれといわれる場合もあるだろうが利便性は高まりそうだ。その際のヤマト運輸の送料については現時点では把握していないが、ある程度かさばる、容量があるものでないとなかなか配送料を含んだ商品売価でないと購入はムズかしいか。
今後の動きの流れになるかも
まだ未定の範囲だが、薬局のOTCの在庫になやんでいる管理薬剤師、経営者も多い中、ある種のサービスとしてはいい出だしになっているだろう。
OTCや栄養補助食品はすべてのラインナップがある訳ではなく、まずはアルフレッサが所持するラインナップにはなると記載してあるがこれは必要に応じ順次拡大すると思われる。即売やキャンペーンも発生してくるか。
在宅に伴う動きは、薬学的治療から開始し、今後は介護の動きや生活物資についても幅広くチェックしていく必要がある。特にこの調剤薬局向け在宅医療支援サービスは、在宅特化だけでなくても、施設レベルでの薬剤師のタブレットやパワーポイントでの講義等での紹介におけるサービスでも広く認知していき、訪問看護や施設系にもアピールが必要。
薬剤師はまだまだドラッグ出身の在宅専門ワーカーではない限りOTCや一般用商材に関して情報や知識が少ない。
OTCや介護用品は、求めに応じて在庫していた場合、ある程度の幅を持ち在庫すると
面でまだ集中率が弱い店舗になると5割程度は廃棄になるといわれている。大手の薬局で在庫システで掃かせる体力があれば別だが、国の方針は現状はスーパー大手の調剤薬局か
小規模で昔ながらいわゆる流行の「かかりつけ」としてやってきた薬局を残したい。
小規模の薬局で頑張っている薬局が淘汰されては困るのだ。
(という政策とは表裏一体で減少させている方針だが。)
OTCの廃棄で経営を圧迫を多少なりともするOTCについてこのシステムはなんらかの一歩前進となることを祈りたいが、OTCとして薬局に陳列をしておく必要は、自分の薬局がかかりつけかつ、地域の顔としていつものメンバーに相談できる、長く話を聞いて相談できる、という環境は必要なのでこの際を見込んでOTCの無在庫販売をしないようにしないとすぐに顧客は離れるだろう。