薬剤師転職について

薬剤師転職2019。転職と採用側の秘訣 1/4

2019年の春先に薬剤師転職の波がやってきて、一旦収束した。
現在再度、また転職の流れが出ている。

今回は、昨今薬剤師として転職はしたいが、なかなか
決まらない、ではどうするのか、またどの会社を選んでいくのか
と書いて行きたい。
また、自分は転職しないのでこの記事は関係ないと思うだろうが
雇用側になる可能性もあるので、どういった人物を求め、また
どういった質問をするのか、が今後大切なので転職の可能性がない方でも
読まれたほうがいいだろう。

薬剤師転職に関する過去記事一覧はこちら。
薬剤師転職の流れは毎年変化。
旧来行われていた、履歴書だけでの提出では転職は、なかなか
難しい。良い薬局転職先を探す。その為のウラ情報記事。

薬剤師転職ウラ情報 最新記事一覧

上記のブログの記事でも書いてはいるのだが、
過去の転職として 流れとしては以下のようなものだった。

1.転職サイトへの登録
転職サイトで迷うことが多いが、エムスリーであれば求人も比較的多いのでおすすめ。
2.個人情報等の登録と履歴書的な内容の入力
3.現状の給与の入力、次回転職での給与希望、
勤務できる曜日制限、勤務できる時間、場所、通勤形態と通勤方法
4.退職理由

上記の程度で良かった。退職理由に関しては、ほとんどがお決まり文句であって、そこまで重要視されていなかった。それがたとえ、おおよその嘘の内容である事も転職を受ける側は把握していたが人手不足の薬剤師業界のため、猫の手も借りたい状況が
10年以上継続していた背景もあり苦虫を飲む気持ちで雇用側が採用決定する場合が
多かった。

大手や地域が誰もが知っている薬局企業ではそこまでではなかったが
中小規模の薬局ではそのような状況(そして転職サイト側も、紹介先としてそこを狙ってくる)だったのである。

薬剤師転職理由として、転勤族の配偶者意外での事由で
過去は以下のようなものが多い。
・薬局内でのイジメ(またはそれに変わるようなもの、孤立)
・管理薬剤師が働かない、動かない、卸やMRとばかり話している
・人事異動で遠い薬局への勤務
・遠隔地での勤務は区間設定されていたが、もう大幅に超えている
・自分以外のものが優遇されている
・経営者、運営部や社長がワンマン方式で耐えられない
・残業代が支払われない
・有給が極めて取りにくい

概ね上記にようなものを画一的に転職面談で話されるが
雇用側としては話半分でしか聞いていない。 なぜなら、転職事由を
正当化するようにかなり省略されて説明をされるからだ。
(中には、給与等での不履行が主としてあり、常識では考えられない労務条件だった
という転職者もいたが、それは別)

状況や給与条件を(高額な場合または遠隔過疎地域)鑑みて、
大きな賭けがあると雇用側が判断する場合、人事担当側が
前回の職場にヒアリングを行う場合もあるので注意されたい。
この業界は狭い。全国展開の卸、企業、人事もいるのだ。情報は広い
県が違うから・・・地方が全然違うから・・ばれない、では通用しない。
まず地域を大幅に変更する薬剤師、または
中心居住地域の隣県での転職希望される薬剤師はかなり警戒すると
思って間違いない。

嘘をぬりたてて転職を重ねる薬剤師も少なからず見てきた。
傾向として、転職回数が多いのは昨今はかなりマイナスになるだろう。
過去それでも転職できていたのは、逼迫した人出状況による。

上記のような羅列した離職理由であっても、雇用側は人間性を見て、大丈夫か、または
給与条件を見て、疑問点があったとしても、すぐ雇用していたのが現状だった。

しかし現在は大きく方針がこの2年または3年で
調剤報酬改定による薬局運営と、薬剤師が手動で請求できるようになった
診療報酬(例えば、服薬情報等提供料など)によりかなり変わってきたのである。

薬剤師が転職する場合、大きな傾向がある。
[chat face="man5.png" name="" align="left" style="type1"]そう、それは・・[/chat]
[chat face="man5.png" name="" align="left" style="type1"]マイナスな内容だけによる転職[/chat]

マイナスな内容だけによる転職。
つまり、
・自分以外のものが優遇されている
・経営者、運営部や社長がワンマン方式で耐えられない

・人事異動が多いので嫌だ
(それでも、かかりつけ算定条件に伴う条件で少なくなってきた時代である)
・運営であれこれ言われる、ノルマみたいなものが多い

といった、

***だから嫌なので、転職する、

というもの。
わからなくもない、今の環境条件が嫌なのだから転職するのだ。
ただその内容では雇用側はどう思うのか??
それを考えたほうがいい。
あなたが、転職先の社長または人事だったら、どう思うのか。
それを一切考えずに転職をしない薬剤師が8割くらいる。

前職のマイナスな内容、文句、人の影口をずっと
お話されるパターンもある。

そうなった場合どうなるか。

[chat face="man4.png" name="" align="left" style="type1"]それって転職先でも同様の事が起きるやろ??[/chat]

当然の意見であると思うだろうが、過去のマイナス事由ばかり打診してポジティブな内容(それは後述する)は一切言わない状況が見て取れる。
驚くかもしれないが、ほとんどの薬剤師がそうなのだ。

薬剤師担当エージェントはそれも把握されていて、中には、転職事由がきちんとした
正当な理由、条件でない場合、エージェント側より、それは転職しても、次の薬局でも同一で起こる可能性がある為、一旦は現在の状況解決等で打診される場合がある。

そこで憤慨してはいけない。薬剤師登録サイトを変更してはいけない。
転職会社だって付き合いがある。
極めてマイナスな人材を、面談日程まで漕ぎ着けて、予約した結果
逸脱したミスマッチングした人材内容であると
会社の顔、担当官の顔が潰れる。
現状の会社での状況解決案を打診したエージェントは、できるエージェントなのだ。
しかし、利益重視の世界で、生産性がなく、隙間業界の利益で稼ぐ世界。
そこまであなたの状況を解決はしない。結果は転職させる方式でくる。

先ほども記入したがこの世界は狭い。
人事、薬剤師会、等で同業種とかなり顔を合わせるのだ。
エージェントも怪しい人物を紹介はしたくない。一旦常識的でない
人物を紹介すると一気に噂は広がる。
ひっきりなしに、***の会社は・・と言った内容を聞く。
その積み重ねて、ある人材派遣会社とは手を切っている地域もある。
(それがマイナスに響く場合もあるが、リスク管理なのだろう)
登録会社側も慎重になるのは当たり前である。

ではどうしていくのか。
それは簡単。
2つ。
たった2つ。それだけを守れば、あなたの採用は成功していく。
それは何か。

一つの薬剤師価値観と、厚生労働省の方針を念頭において転職すればいい。

どの地域でも耳にする、
・運営側(または社長、本社という名のもの)がワンマン形式で嫌だ

そのワンマンパワースタイルの内容は詳細に及ぶ。中にはハラスメント的な
ものもある、それはわかる。しかし、理解できない内容もある。
ワンマンスタイルは状況によるので次回にまた話は続く。
話は戻って、価値観として考えるべきは、

薬剤師は、医療に携わるプロなのか?

これを個人に判断してもらいたい。

また、

転職先の薬剤師はサラリーマンなのか?

これもあなたの価値観による。無理強いはしない。
転職先の、がポイントだ。街薬局なのかどうか。

しかし、転職先が株式会社による薬局での運営であるなら
あなたの価値観がどうあれ、転職先では利益体質なのは間違いない。
これを忘れてはいけない。

あなた自身が、給与は最低限でいい。しかし医療、勉強、薬学や研究に
携わりたいという場合、薬局には転職すべきではない、職業を大幅に修正する
必要がある。職業を間違えているのである。街薬局での勤務を望む以上、
利益を出していくのが業界の暗黙の利益。薬剤師と会社利益、相反しているのは
わかる。 利益がないと給与はない、薬の納入もできない。
しかし、これは学校でも、親も、薬剤師国家試験も教えてくれない。
あなたの街薬局での薬剤師としての資格業務は労働なのか??
労働である場合、その対価として、お金を自分は望むのか??
望む場合、利益を出す必要がある、どこから利益は出るのか考えないといけない。
給与は欲しいが、かかりつけも算定せず(算定しにくい処方元の科もあろう)

過去のブログ記事でも書いたが、街薬局での薬剤師業務が診療報酬での
決められた対価である以上、利益は出しにくい、自分で様々なものを
生み出し、家具のように販売できないから。
一方では、薬局製剤等で奮闘している地域、一般用医薬品での利益から
自社でのPB(プライベートブランド)で利益率かなりの成功を収めている地域がある、そこには共通点がある。
何なのか。
それは・・

地域のかかりつけ薬局になり、利益を出しいる ということ。

厚生労働省の薬局ビジョンからの指針では、患者のための薬局ビジョン」~「門前」から「かかりつけ」、そして「地域」へといった具合の標題から、健康サポート、地域連携、在宅、といった具合に、一般用医薬品から在宅まで、一元的に管理できるのが方針。そのため、現在ではドラッグストアでの調剤薬局が大幅な影響力を持っての国手動の運営の背景の要因にもなっている。

つづきは薬剤師転職2019。転職と採用側の秘訣  2/4 へ続く。

 

 

 

 

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