薬剤師は継続して本で知識を学んでいく必要があります。
社会人としても、薬のプロとしても広く学んでいく必要があります。
正直、数年前までは書籍等で勉強している薬剤師は少数派だったかもしれません。
しかし、いまの時代、Twitter、インスタでかなりの薬剤師の活躍が見られます。
インスタやツイッターなどで有名になる薬剤師に共通すること。
それは、「本当に勉強している」こと。
薬剤師人生攻略ポイント
・本で、薬の内容・人生(ライフ関連)両方の道で知識を吸収すること
知識は積み重ねです。
今日読んだ15分程度の読書は、1週間も経過すれば100分以上の読書量に。
2年後、5年後と時間が経過すればするほど圧倒的な知識の差、人間力の差になります。
多様性の社会になってきていますよね。
全体の和を乱さないを良しとする統一的な社会から、個を大切にする社会に変化。
オンでもオフでも、知識を広く吸収しておかないと
取り残されてしまいます。必ず定期的に書籍で知識を吸収するようにしましょう。
どこの薬局の運営でも、必ず打診させてもらっているのが
書籍購入費用を従業員に割り当てることです。
読むか読まないかは本人次第。
薬剤師として描く未来
- 薬の知識、病態に関しては最低限何かで毎月学ぶ
- 在宅、医療関係者から相談対応が可能になる
- 地域連携、地域包括での活躍がみこめ、長期的に勤務できる
- 薬だけでなく、幅広い分野でのビジネス本で知識吸収
- 長期的将来には、人間力である「まとめる力、対外能力」が必要となり
勉強の積み重ねの結果、長く働け、オフのライフバランスも絶妙にとれることができる
この不安定な社会を長期的に薬剤師として勤務するなら、本で勉強・研修していくことが大切。
今日は中堅薬剤師、30代、40代におすすめできる薬剤師への本を厳選しています。
できる薬剤師数名にインタビューした結果、おすすめされた本も紹介しています。
今回のくじら薬剤師ブログ
- 今後の社会がわかる本、プロセスエコノミーは30代以上は絶対読みたい
- 在宅関連で使う腎機能最新本が出たので紹介。
- ついに出た。アマゾン1位だったレシピプラスの腎機能の続編が。
- 超絶おすすめの一冊、引き出す力。その投薬と在宅問診大丈夫?
中堅薬剤師・30代以上は絶対読むべき薬剤師おすすめの本厳選
30代、40代とは言わずに全体的におすすめできる本があります。
その書籍の名前は、プロセスエコノミー。
アマゾンでしばらくあるジャンルで1位だったこともあり、
すでに読まれている人は多いかもしれませんね。
実際に、プロセスエコノミーは、今回話を聞いてきた有名な匿名薬剤師にも読了されていました。
今回の匿名薬剤師さんの特徴
・大手の調剤薬局グループの人事、研修担当
・年収は比較的高い(らしい笑)
・ただ休みはない、祝日や日曜は人事で繰り出し有り。
・しっかり全体をフォローする運営方針で人気が絶大
薬剤師としては、何を患者に売るの?どんな動きをすればいいか。深い内容が具体的な例で記載されているから参考になるわね。副業をしたい人も抜群に参考になると思う。
物が世にあふれている次代。完成された商品が売れるのが当たりまえでなくなってきました。
消費活動の中で、商品自身のもつストーリー、背景、作り手や関係者のストーリーと企業体制。それらが価値観を持つ時代に。
読まないと時代に取り残されてしましょうでしょう。
意識や価値観に同調する。
日本人はこの流れに一気にの同調していく傾向にあるので
非常に、激動のSNS社会を生き抜くためになる内容が網羅されています。
プロセスエコノミー |
薬剤師として読むべきおすすめ度:
おすすめな理由 ・個人の世界観、発信内容が価値観を生む時代に突入を解説 |
薬局では、薬を渡す、薬学的管理でしっかりフォローと在宅業務を行う。
こういった通常業務を頑張っているだけでは、給与が補償されない時代に突入するかもしれません。
薬局では「誰が」「どのように」「どんな内容を主に注意し、気をつけて」
「どのくらいの時間をかけて」など詳細な、お薬が患者わたるまでのストーリ性をもたせていく必要があるかもしれません。
また、就活、子供の勉強教育としてストーリーやSDGs、プロセスエコノミーの考え方は根底にあるかないかで
天と地の差がでてしまいますので必読となるでしょう。
これは30代、40代の薬剤師にとって必読の本。
薬剤師人生だけでなく、日本全体が動いている世界観を俯瞰的に実例をあげながら解説してくれている
ここまでの書籍はなかったかもしれません。あらゆる生き抜くヒントが網羅。
超絶におすすめです!
在宅を行う薬剤師であれば読んでおきたい厳選本。研修にも使ってます。
まずは、在支診薬剤師という働き方という本。
在宅研修でも使われる!
在宅をやる薬剤師は読んで損がないおすすめの本。
在支診薬剤師について
・在宅における薬剤師の心情や心構え、処方における考え方が記載されてる
・医師が薬剤師における在宅業務で何を求めるかがストレートに書かれており
かなり参考になる。
・在宅の業務のデザイン、流れや動きが書かれており参考になる
・在宅は一旦始まるととにかく孤独になる。この本があれば共感を得られ安心できる
・これから在宅を始める薬剤師には必ず研修で導入する企業があるくらい必読
おすすめ度:
在宅するなら読むべき本その2。「薬剤師のトリアージ実践ガイド 第2版: バイタルサインと問診による重症と軽症の見分け方」
薬剤師として、在宅業務に入ると、問診の力が必要となり、他職種への連携能力が求められます。
薬局の外来投薬業務とは似て非なるもの。
自分なりに行っている在宅での問診、正解がどこか迷うことありませんか?
この内容は連携して報告しようか・・
迷うことありませんか?
在宅における「どの程度問診すればいいのか、どんな内容を中止に聞けばいいのか」記載されている在宅をする
薬剤師に超絶おすすめの本があります。
腎機能関連・薬剤師売れ筋1位を維持する腎機能のレシピプラス。
腎機能分野で薬剤師の売り上げ1位を維持している本があります。
レシピプラスシリーズ。通称業界ではオレンジン(腎)笑。
在宅で必ず遭遇する「腎機能低下時の薬の考察」。
薬剤師さんはほとんど見られているという経験があるので
なかなか社内研修では使いにくい印象があります。
購入するデメリットは一切ないです。
むしろ購入しないと、1位という売り上げ実績は
かなりの実数の薬剤師が読了している、ということ。
大勢の薬剤師が読んでいる研修の本なので、
読んでないことがデメリットかもしれません。
今レシピプラスの腎機能の見え方の本を知った方は、ぜひ購入されてください。
知識に遅い早いは一切ないです。知った時、興味でたら行動。
それが人生では大切ですよ。
ポイント
・腎機能についての基礎ベースでの学習に最適
・一歩踏み出して腎機能を考えたい方はこの本ではない。
・在宅の基礎学習の一冊にベスト。
・腎機能という病態に注目しているので、基礎を学べれば
後日行うであろう腎機能薬物治療について理解が深まる
薬剤師の在宅研修本メモ
・レシピプラスから待望!!待望の腎機能と「くすり」に着目した最新本が出ました。2021年の10月発行。最強でしょう。
前作は病態に着目してましたが、今回は腎機能、CKD,くすり、実際の処方例と考え方、対応について網羅。買いです。
薬剤師研修本としておすすめ度:
Rp.+(レシピプラス) 2021年秋号 Vol.20 No.4 徹底サポート腎機能低下時のくらしとくすり (秋号)>>詳細をみてみる
基礎を学んでからはステップ2。腎と薬のファーストレッスン。
ある程度学んで、広くベースを作りましたか?
つぎのステップは腎と薬のファーストレッスンが最適。
腎と薬のファーストレッスンのポイント
腎と薬のファーストレッスンを読めばこれが分かる
・実際の処方例をもとに、注意すべき薬剤がわかる
・腎機能低下時における患者処方監査で素早い対応ができる
・在宅における処方で素早く対応できる
・医療関係者へは腎機能ベースに会話できて信頼UP
・病態を把握して柔軟な薬剤の選択が可能に。
薬剤師の業務、在宅業務での対応力は「経験」をベースに能力が
上がってきます。毎日の体験での能力UPと、本をベースにした
書籍能力UPでは圧倒的な能力の差が出てしまいます。
SNS,ツイッターで有名な薬剤師は本当に本当にすごい勉強量です。
聞く力と、相手の情報を引き出す力は全然違う
聞く力は本屋や研修でかなりの頻度で目にします。
聞く力というのは、一般的対人能力であって薬剤師として勤務するにはもの足りません。
絶大な効果のある1冊である「引き出す力」を紹介します。
リンク
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おすすめ度:
購入するメリット ・聞く力と相手の情報を引き出す力の違いが全然違うことがわかる |
今回のまとめ
チェックリスト
- 薬剤師は、薬だけでなく、ひろい分野で勉強する
- 今後の世の中の動きは絶対把握する
- 在宅、30代薬剤師におすすめな本は在宅、腎機能関連。
- どれだけ知識があっても相手の情報を引き出せないと仕事に生かせない
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検査値処方せんのトレーニングで超絶おすすめなこれ。
ここ数年、検査値の処方箋の流れがきていますよね。 また日経Diでも記載されていましたが、以下のシーンが多くなってきています。 薬剤師業務で最近増加してきたこと ・医師から在宅等で処方内容を相談される ...
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