薬剤師おすすめの本2021年9月版。
今回のシリーズはその中でも,「30歳代、40歳代の薬剤師へすすめる王道の薬剤師おすすめ書籍6選。
過去の薬剤師おすすめの書籍を網羅しながら紹介しますので
過去のブログ内容を見ていない方にも推奨できる内容です。
薬剤師おすすめ本について


薬剤師はSNSなどで以前と比べ、有名薬剤師が増えて知識で圧倒されませか?
でも大丈夫です。日々の本での勉強をして積みかさねすれば将来長く働ける薬剤師に必ずなれます。
そのためには、少しずつでもいいので
毎日「知識をつける」といった習慣が必要です。
また、本を読むのにはコツがあります。
ただせえ難しい薬剤師の本を勉強するのは大変じゃないですか??
本の読み方の復習メモ
・ワンセンテンスごとに内容を頭で必ず思い返す
・誰かに内容を喋る
・SNSで内容を発信
・題名があれば必ず、読む。内容を推測する。
・各段落の題名から内容を思い出す
このあたりは「超読書術」に書かれていますから参考にしてみてね!
では本の読み方がある程度わかってきたのをベースにして、
今回のブログで薬剤師に超絶おすすめできる特選本10選をチェックしていきましょう。


過去の薬剤師おすすめ本の記事も参考にされてください。
新卒薬剤師・リターン薬剤師向け
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【将来のために】知らないと将来働けない?薬剤師おすすめの本厳選2021年4月版(新卒薬剤師・リターン薬剤師編)
2021年4月になりました。 この1週間の話題は感染4点、 ジェネリック医薬品供給、お薬手帳の薬局名の記載。 2021年4月はお薬手帳への「日常的に利用する薬局」の名前を 記載していく必要があります。 ...
続きを見る
中堅薬剤師向け
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【将来のために】知らないと将来働けない?薬剤師おすすめの本厳選2020年10月版
くじら薬剤師は過去のブログで、自分のための投資をするように過去何度も記載しています。 各薬局法人先へ行っても、必ず打診させて頂いてるのが研修費用、書籍費用の会社負担補助。 それくらい薬剤師にとって、生 ...
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くじら薬剤師ブログ今回のまとめ
- 30歳代、40歳代に超絶おすすめの薬剤師への本がわかる
- ある程度売れている「皆が見ているハズ?」の本がわかる
- 精神科、検査値関連の薬剤師参考書籍
30歳代40歳代への薬剤師おすすめの本 6選 2021年9月
では実際、過去のブログ記事の流れも合わせてチェックしましょう。
30代や40代の薬剤師へのおすすめは知識の拡大と蓄積。
これからくる地域連携薬局や地域支援体制加算、地域包括での薬剤師としての
薬の介入と在宅での薬学的知識から医療関係者へのアプローチは圧倒的な知識が必要。
薬局薬剤師で勤務するには、スピード感も必要。
「あれ・・この処方はもしかして・・」
と感じるようになるのが大切。
それには、ある程度重ねた日々の「積み重ねた広い知識」が必要ですよね。
食わず嫌いせずにかなり広範囲の知識を本で吸収することが大切でしょう。
総合的にアマゾンなどでも評価が高いものも比較しながら見てみます。
精神科の薬が苦手であればこの1冊
薬剤師のための 精神科の薬 処方の意図を読む
薬剤師のための 精神科の薬 処方の意図を読むメリット
- 正直、精神科のジャンルの薬の使い分けがよくわからない場合は必須
- SNRI、SSRI、頭ではわかってるけど・・不安な人へ
- トレーシングレポートで遭遇する?認知症の薬との併用で困る内容と対策がわかる
- 精神科の内服の使い分けが漠然と理解していなかったら絶対に購入
- 現代病と言われるジャンル。これからも増える可能性ありなので読んでも損しない。
- おすすめ度

ただ、一度では僕は理解できないから定期的に読み直すけど。
地域包括や、トレーシングレポートなどにもかなり使えるようになって気がするし、
買ってよかった本かもしれない。
薬剤師のための 精神科の薬 処方の意図を読むメリットの本は一読する価値があります。
現代はスマホ、SNSなどで複合的なメンタル疾患も多い状況。
また、在宅や認知症の増加で追加で精神科の薬はある程度追加されています。
使い分けの把握、「あるシチュエーションでスタンダードでこれを使う」など
薬剤師として絶対に理解しておくべき内容。
あまり変化のない薬のジャンルですから、薬剤師には絶対におすすめの本でしょう。
患者の検査値や背景が理解できたら購入すべき「20代30代薬剤師おすすめの本」
検査値処方箋などである程度患者自身の検査値とその背景、
医療関係者と話す機会が増え、「薬剤師からの提案と意見の打診」が増えてきました。
トレーシングレポートは顔が見えてない関係の場合、言葉使いの選択を余儀なくされます。
薬理学的知識、作用だけではなかなか処方は変更されません。
医師自身は、患者背景も理解し、あるレベルの処方カスケードリスクも理解しながら
処方している場合も多くあります。

患者本意の意見であれば、トレーシングレポートも変更しやすい傾向にありますが
このあたりの文章術も徹底的に理解した上で作業を行いましょう。
ポイント
トレーシングレポートや服薬情報提供文章は一歩通行の打診をせず、以下の秘訣で行おう。
・処方提案のみの文章を行わない
・あくまで提案と改善案を記載しよう
・患者の希望、患者の意見を必ず汲み取ること
トレーシングレポートの基礎の基礎は調剤と情報が役に立ちます。

薬剤師のための基礎からの検査値の読み方
検査値は漠然と処方対応していたらダメです。
総合的な考察、医師の背景、基礎疾患をある程度理解しないと検査値の高い低いでは対応できないので
薬剤師のための基礎からの検査値の読み方はおすすめ。
クスリとリスクと薬剤師
薬剤師待望の、「薬局あるある体験」の総まとめ。
薬剤師として勤務する20代には是非とも読んで欲しい一冊。
業務内容で生じる小さな出来事が書かれているのでクスっと笑うのは間違いなし
薬がみえる vol.4
もはや伝説の「薬が見える」シリーズの待望のラスト巻末。
1、2、3と好評を即した薬剤師必見の、「動体、相互作用、薬理」に着目したもの。
薬理学的疑義紹介、服薬情報等提供文章、トレーシングレポートを記載する業務が
発生している今現在だからこそ読みたい20代30代におすすめしたい薬剤師の勉強本。
検査値や薬学的動体が理解できてきたら目指すべき「腎機能」
薬局の薬剤師で勤務していく上で遭遇率圧倒的1位と言われている
腎機能低下状態の患者処方。
クレアチニン、システイン、Hb、eGFR,SCr。
この腎機能では、用量を調整したほうが・・・いいかも・・
こんなアンテナを受診するには、日々の積み重ねた知識の重ねが大事です。
病態対応は医師の仕事ですが、薬的アプローチは圧倒的に薬剤師の仕事の範囲。
ポイント
業務で遭遇しやすい「腎機能低下患者」での薬物用量の対応で長く働ける頼れる薬剤師になろう

うまく薬学的な判断を用量よく薬剤師として提案するには絶対に知識が必要です。
用量は添付文章から判断・・と思う場合もありますが、理由や動態などで
なかなかシンプルにはいきませんのでかなり注意しないといけません。
腎機能の用量のチェックの大変さは、中堅の薬剤師がよく理解しているでしょう。
腎機能対策の薬剤師参考本
腎と薬のファーストレッスン |
おすすめ度 |
腎と薬のファーストレッスンのおすすめ理由 ・腎機能と薬の選択がまだまだ怪しい、不安な20代30代薬剤師にはおすすめの本 |
中堅薬剤師向けの、腎機能と薬の本は腎臓病薬物療法コンサルテーションだ
腎と薬のファーストレッスンは20代30代の薬剤師の入門で紹介しました。
しかし30代でも圧倒的知識の薬剤師としてはやや物足りない場合が多いかもしれません。
その場合は、2021年の7月に発売された
CKD・薬剤性腎障害・特殊な患者背景への実践的アプローチ! 腎臓病薬物療法コンサルテーションが
超絶おすすめの一冊になるでしょう。
腎臓病薬物療法コンサルテーションのメモ
・医師からの考察中心なので、なぜこの用量なのか、この薬剤を選択していくかがわかる
・腎機能と薬剤と病態を深掘りしているので、在宅に繋げやすい
・基本を知らなくてもある程度理解しやすいので安心。
・病床の症例からのアプローチなので、実際の現場で知識がつながる。
・腎機能注意薬物からのアプローチではないので、病態からの考察がかなりわかりやすい
・透析の入門まで記載されてる。透析の薬剤わらからない場合は安心。

そういえば、在宅医療のQAの最新も出ていますから
在宅に不安があればGETしておきましょう。
小児科の処方箋で少しでも不安があれば、「子どもの処方箋が来たときの薬局業務が120%わかる本を読む」
小児科の薬はそこまで変化がありません。
あまり動じない薬剤師も多いでしょう。
しかし、その一辺倒な方法では、カスタマーの作成と、対応としてはよくありません。
正直、ママ友は圧倒的な口コミ力を持ってます。
「圧倒的」です。
ママを味方につけることは、イタリアでも日本でも安心感が段違いです。
小児科の処方箋は内容が深くない場合、対応力を磨くことが大切です。
一方で小児科領域の難しい処方も多くあり、反対に小児特殊疾患の処方は
多くの薬剤師が不安を吐露する珍しい領域。
子どもの処方箋が来たときの薬局業務が120%わかる本
・薬剤師が把握しているようで把握していない小児科領域の病態を解説。
・溶連菌、R Sウイルス、小児科の病態が多少不安だった読もう
・流行のトレーシングレポートの提出の内容、文章、コツを記載してくれている
・親への投薬の言葉使い、気持ちと子供へどういった言葉で説明するかも記載
・薬剤の特性、使い方も記載してくれていて詳細に説明してくれています。
はてな
小児の用量でいざという時、本当にこの用量で正しいかわからない・・
大丈夫かな?って思うことありませんか??
その時、頼りになる本が小児用量第三版です。
薬剤師が一読しておくべき、「会話系」研修本を紹介
薬剤師は必ず投薬しますよね。
よほどの特殊な薬局体制でない限り投薬は免れません。
決められた時間で、雑談と薬、副作用対策についてアプローチする必要があって
かなり大変です。
薬剤師業界でかなり不足していると言われているジャンル。
それが、話すスキル関連。
会話や話す方法、スキルといったジャンルはベストセラー本を読んでいくだけで
人間的な力と信頼される力が雲泥の差になるでしょう。
話すについて勉強すると将来がこうなる
- 患者の信頼、相談レベルが段違いに高まる
- 話し方を勉強していない人がほとんどなどで差別化が圧倒的。
- 仕事だけでなく、将来的には幅広い人脈構築に絶大な効果がある
- 選ばれる人に。職場から、恋人に。家族から。めっちゃ大事。
人は話し方が9割 |
おすすめ度: メモ ・リモートワーク、研修の講師でも抜群の汎用性 ・話し方のパターンがあり詳細に解説をしてくれてる ・正直言ったら、初心者向け。40代からは2段は違うレベルのものを読もう ・会話術、話すスキルといった情報を網羅してくれている ・ルールは一筋縄にはいかないが明日から即実践できる会話術。 |
今回はさらっと終わらせています。
読書は積み重ね。
興味なくても、後日点と点が重なることが多いんです。
時には、漫画も大事、息抜きも大切ですよね。
電子書籍でのおすすめサイトがありますから、
大量の本を読むという方は絶対電子書籍サイトがおすすめです。
くじら薬剤師も使用中の国内最大の電子書籍ストアです。
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