今回のくじら薬剤師ブログは、「前回のこれがベスト薬剤師転職サイト。知らないと損をするので絶対に読んでおく。2020年最新版その1」の続きである、その2になります。パート薬剤師、派遣薬剤師だけでなく転職をしない方でもしっかり現在の薬剤師転職状況を把握しておく必要があるので読んでいない方はその1を読むようにされてください。業界の流れを把握し、今後もずっと薬局で勤務できる環境にしておきましょう。
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これがベスト薬剤師転職サイト。知らないと損をするので絶対に読んでおく。1/2
薬剤師のベスト転職サイトは信頼できるものを選択しましょう。今現存する薬剤師転職サイトは実はかなりの数が存在します。どれを選択して登録していいかわからない。転職は人生の岐路。かなり需要な選択肢。ベストな ...
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ブログを書いた くじら薬剤師
こんにちわ。この薬剤師ブログを書きましたくじら薬剤師です。
大手薬局チェーン経験後、医療過疎地域での苦労した薬局運営を体験後に中規模薬局チェーンへ転職。小規模の薬局運営と、運営組織力の向上、薬剤師のヒト的問題の解決、小規模薬局の独自運営をサポートし広く活動中。小規模の薬局運営のコツと方法を力強くサポート。転職が多く困る法人からの相談後3年離職率がほぼ0へ。全ては人の問題です。運営で困っておりましたらお気軽にお問い合わせから相談されてください!薬局MAなど薬局譲渡、売却先を考えておられる方も相談されてください。薬剤師転職相談も承っております。ツイッターもフォローしてね!
今回のくじら薬剤師ブログはこんな内容
- どの薬剤師転職サイトが信頼できるか知りたい (その1で記載しています)
- ベストな転職のタイミングとは (その1)
- 新卒薬剤師一括採用、中途薬剤師市場締め出しの業界地図 (その1)
- 転職には何を売り出すのか(黙って座っているだけではもう採用されない)(その1とその2)
- 調剤報酬改定の掌握とその内容ベースで勤務することを忘れない(その2)
- 自己投資は読書で継続する。しないと・・(その2。これが大事なこのブログの内容です)
- 自分のキャリア、強みを、文章にして分かるように積み重ねていく必要が出てきた (その2)
まずは結論。薬剤師転職サイトのおすすめ2選
エムスリーキャリアで薬剤師登録すれば間違いなし |
おすすめ度
エムスリー登録メリット ・希望の状況状況に応じたフィルタから、勤務先を選べれる エムスリー登録デメリット ・ほぼない |
面談で同伴が必要ならマイナビ薬剤師 |
おすすめ度
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マイナビ薬剤師登録メリット ・メディアへの露出、広告、ネット対策が抜群で突出。 マイナビ薬剤師登録デメリット ・エムスリーのように求人数と紹介数が比例しない ・担当のつくエージェントの力量の差が歴然としてしまう |
薬剤師転職は何を売り出すのか
過去の薬剤師転職としては、転職サイト側に自分の履歴書、希望をある程度打診するレベルで転職先が選定されていきました。現在では過去の楽な転職事情と同等の活動ではまず転職できない状況になっています。この前回のブログ内容でも記載したように以下の内容を忘れず勤務しましょう。
メモ
・取得できる薬剤師の資格関連系は必ず取得する(その1へ詳細は記載)
・転職先のホームページは必ず参照にする
・調剤報酬改定に伴う自身の各種算定数はどれくらいなのか月ごとにメモしておく
・薬歴に関しては最新の情報を必ず収集しておく(かなり企業規模で記載レベルが天と地の差がある)
・今後の薬局で求めらる人材は何か予想して勤務。
・将来勤務できるように自分に投資する(本でも読書等、研修参加、これもメモしておく)
もう8年以上前のネタにはなりますが必ず就職希望先のホームページは参照にするようにしましょう。ある規模レベルの薬局であれば必須の作業。もし就業先がある一定のレベルの企業規模なのにホームページが古い、ほぼないに等しい等であればおそらく内部インフラ事情も非常に古く問題が発生している場合が多い可能性が往々にしてあります。ホームページ就職の面談で相手先に「ホームページでの今後の展望について御社はどう考えているか」等の質問もありかなと思います。
調剤報酬改定に絡む勤務ができるかが最重要
昨今の調剤報酬改定で大きな変化がありましたね。かかりつけ薬剤師算定に関しては意見は分かれ今でも常に議題で上がり続けているであろう診療報酬の点数になります。が、一方で厚生労働省の調剤基本料等の選定が現段階では薬局における各種点数について掌握し、その各種加算点数が少ない薬局に関しては地域のあるべき薬局でないので淘汰されても問題ない、と判断しているので驚きです。
薬剤師転職求人の注意メモ
・調剤報酬改定に伴った自分の働き方はどうか今一度ノートにメモして書き出してみる
・かかりつけ算定に関しては賛否両論だが算定していく
・自分が能動的に算定してきたものは何かピックアップ。その加算は何か、月の算定数はどのくらいか
・服薬情報等提供文章、トレーシングレポート、地域包括ケア等の主催行事は必ず参加していく
・キーワード研修がある。それは・・(下記)
薬剤師転職キーワード研修
・認知症、がん分野、在宅、健康サポート(必須)
・地域包括ケア主催の他職種連携研修
・在宅関連
・地域の市や区が主催している公共事業のモニタリング系イベント等は参加
・業界の流れは絶対にチェックしておく。(上記のM3で一旦登録しておこう)
吸入薬指導加算はこちら
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吸入薬指導加算を解決したい
吸入薬指導加算の算定開始は2020年。薬剤師が算定できる診療報酬として、過去は同程度での薬局投薬作業でも無料の診療報酬だった内容を点数付けされ薬剤師としてのインセンティブとして大きな一歩を世に踏み出し ...
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なんども書きますが読書で自己投資、未来への自分へ。
ずっと薬剤師として働きたいなら以下を守ってみる
- 自己投資するならまずは自分のお金の流れを把握する
- 概ね年収の2割ー1割程度は投資に使う、使い切る
- 書籍とサロンであれば年収の1割を目指して使い切る
ココに注意
自己投資とか関係ないと思うと将来破綻するかもと言われています
自己投資は自分には関係ない・・。そんな時間はない。主婦層、新卒、忙しい。言い訳をしていませんか?実は今は業界は未曾有の混沌の流れです。一時期ロボットを導入した薬局業態でSNSが話題になりましたが10年後の薬局業界は誰が想像できたでしょうか?予想はできずとも勉強をある程度ベースでしておくだけでかなりのリスク回避が可能です。現在の職場が破綻した場合、転職先で優遇されるためにもある程度自分の武器を読書という勉強の形で補う必要があるので必ず行いましょう。
年収の1割前後を自己投資のサロンや書籍の購入で使い切ってみる
現在の年収を500万円だとしましょう。所得と考慮せず額面です。その1割は約50万。月にすると約4万前後ですが実際はその半額以下の5%でもいいと言われています。そのため、月2万円の投資金額を使用しているかがポイント。年収がたとえ250万でもそれは1万円になります。将来もずっと勤務していけるようになる読書は知識です。失われません、経験で培った他人の知識を読書で補い、将来も重要なメンバーとして薬剤師として勤務していくように必ず読書で知識をつけるべきなのです。
ポイントは一つ、使い切ること。
この自己投資で必ず大事なことがあります。それは使い切ること。余らせないことが大事なのです。たとえば、書籍購入で2万円は難しいのであれば月五千円の書籍購入費用を固定費として自分の人生の設計プランで導入しましょう、必ず使い切るのです。この場合、無理そうであれば他の投資に回すことを忘れないようにしましょう。ヨガ、英会話、プログラミングなど。使い切る、それを忘れないようにしましょう。
自己投資について興味が出る方はこちらがおすすめです。
自己投資とは何かわからない、まずはそこからのあなたへ2選
メモ
・セミナーや怪しいサロンの紹介でなく、仕事を通じた自己投資について学べる
・人生を長いスパンで考えたキャリアライフではどうしたらいいか不安な方は読むべき
・自己投資していないなら読むべき
・薬剤師として通じるスキルが書かれている
・実践すべき行動が書かれていてわかりやすい
メモ
・自分について不安な方は読む
・自分というマインドを見つめ直すきっかけになる
・全ては自分の思い込み、変えてみないなら読むべき
・有名な著者なので明るくわかりやすく丁寧。読みやすいんです
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えっ?みんな自分に投資してるんだ??
自己投資。自己投資は普通の企業では一般的ですが専門分野が狭い薬剤師のような仕事の場合なかなか自己投資ができません。薬剤師の業界は自己投資金額が他職種に比べてかなり低い傾向にあります。薬剤師としての自己 ...
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薬剤師おすすめ書籍8月選
メモ
精神科の薬の総復習ができる
ベテランでも新卒でも派遣でもパートでもわかりやすい内容で安心
いろんな薬局で購入されています比較的読まれている本なのでおすすめ
メモ
日経DIにも掲載済みの有名すぎる書籍。
読んでないなんて考えられない
薬局の経費で買うべきです
メモ
個人金融書籍ベストセラーの納得の内容
お金の流れ、金融の詳細はわかりやすく記載されています。教育育児にもGOOD
経済、労働とは何か、家族にもすすめることができる圧巻の内容です。
メモ
今後の他職種連携を考慮するなら読むようにしましょう
実践薬学と合わせて購入すると良いです
もうほとんどの薬剤師さんが読まれていると思います