今回は、くじら薬剤師ブログの読者様の反応が良い「薬剤師買って良かった研修・勉強本書籍シリーズ」。
中判から本題の「薬剤師、買って良かったシリーズ研修本」になりますのでぜひ読み進めてください。
過去の買ってよかった薬剤師研修本シリーズは以下のリンクになります。
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【将来のために】知らないと将来働けない?薬剤師おすすめの本厳選2020年10月版
くじら薬剤師は過去のブログで、自分のための投資をするように過去何度も記載しています。 各薬局法人先へ行っても、必ず打診させて頂いてるのが研修費用、書籍費用の会社負担補助。 それくらい薬剤師にとって、生 ...
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夏のバージョンは若手中間層の薬剤師に好評でした。
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知らないと将来働けない?薬剤師おすすめの本厳選2020年7月版
薬剤師は勉強が必要です。オンラインの勉強会は各製薬会社のものがありますがまだまだ普及段階。しかしオンラインや綺麗に作成されたパワーポイントなどの整然と整理されたものや、電子書籍では記憶に残りにくいと言 ...
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この「買って良かった」シリーズ、またはくじら薬剤師の運営サポートでの研修では必ず
一貫してある内容を言っています。
それはたった一つ。
「毎月決まった費用を勉強費用、書籍(本)の費用にあてる。」
これだけです。とても簡単ですよね。
意外と毎月、定額を勉強書籍、本の費用にあてることは難しくないですか?
この難しさが今後勤務できる薬剤師になる秘訣が隠されています。
さらに大事な秘訣があります。
「必ず毎月一定金額は使い切る。使い切らなかった費用は、翌月の自分投資に当てる」
一定金額に満たないことは多々あると思います。
この場合は次の月でもいいので、使い切ることが重要です。
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自分に投資するというのは一定の金額を何かに充填する必要があります。
それは人間関係でもいいので、自分で決めた月の一定金額の投資費用は
なるべく使い切るようにしてみてください。(人と会うのに費用をかける、食事をするのでも良い)
薬剤師として、1日でも長く勤務できるように以下のポイントをおさらいしましょう。
・必ず使い切る。使いきれない場合は次の月に使う
・本は一定の費用をかける
・薬剤師は人との繋がりが希薄になりやすいので、人脈にもお金をかける
かなり難しい人脈ネットワーク
薬剤師で勤務する上で、年齢とともに「良い人脈」が減る、
ネットワークが減ってきたと感じる方は多いかもしれません。
それは加齢とともに、幸福度も著しく減少することが実験で明らかになっています。
対人への寄与、貢献度、繋がりが人生の幸福に大きな度合いを持ちます。
SNSだけの関係は、加齢とともに見つめなおす自分の人生の幸福度にはあまり寄与しないようです。
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人脈に関してですが、旧態依然の情報により
会員制のものに入る、
パーティー形式のようなものが開催される定例会のあるクラブ会に入会する、
ということではないです。
これは昨今の情報化社会では、あまり影響力を持ちません。
それよりSNSを実名で力を入れて行い、オンライン、オフラインで人脈を作成する方がよほど効果的です。
これは性格によっては不向きな場合がありますから、このような人を掴んで離さないようにすることが重要です。
また、人との繋がりは何もせずに待ってても流れは来ませんので
自分で「大切」と思う方に「定期的」に連絡を入れるだけで数ヶ月で効果が出てきます。
もちろん、連絡を入れるということは行動も伴ってきます。
この連絡のタイミングはラインで十分。定期感覚も2週間から1ヶ月半と幅がありますが
これは自分がこなせる範囲とタイミング、過程や仕事の幅で決めましょう。
一律にはできません。
ポイント
・人間関係は、「定期的な連絡」から始める。
・タイミングは自分で決める。ただし、「定期的にする」これだけ。
定期的に行うことが本当に大事です。
旧来の友人だとしても、連絡疎遠では意味がありません。
必ず定期的に行ってみてください。
ツイッターでもSNSでも、定期でリプライが入る、いいねが入る、
それから行動が始まりませんか?
このあたりは本当に売れまくったDaigoさんの超人脈術に深く記載されていますから
読まれてみてください。人生は人だな、と痛感しますよ。
人脈に関してはこれ1冊で網羅
2021年 薬剤師おすすめ本・書籍2月
薬剤師の卒後病院研修についての検討が2020年の10月に開始されました。
病院研修については一部の企業で薬局から提携病院への連携勤務が可能でしたが、
卒後研修義務化というワードで2020年から話題になりましたよね。
一方で退院時処方連携、薬々連携の過渡期である事の理由などにより慎重論で時期まだ見送り案が
多いようですが、流れは来ていると思います。
病院薬剤師の学びについては最新刊が2月25に出るようで期待されています・
病院薬剤師のための スキルアップ×キャリアアップガイド 学びと評価の指標>>参考
また、専門機関連携薬局認定に向けて改めて「がん治療、がん薬物療法」について
トレンドとなっていますが、専門分野が少ない街薬局薬剤師にとって、まだご自身の
「専門分野」的なものを決めておられない場合、がん薬物領域について一歩踏み出すのを推奨しています。
そんな中、2021年1月号の薬事はトレンド網羅の内容。
かなりおすすめしています。
もう購入された方も多いかもしれませんね。
月刊薬事2021年01月号 (特集:新ガイドラインでこう変わった! がん疼痛治療薬の新しい使い方) |
おすすめ度:
ここがオススメ ・2020年に変更になった疼痛管理のガイドラインをわかりやすく記載 月刊薬事についてはどの号でもかなり推奨ができます。 |
月刊薬事のおすすめ
小児疾患はコレ
月刊薬事の小児薬物療法のまとめは、小児科門前でなくとも必読。
この号の月刊薬事のいいところは、エビデンスを基に解説されているところ。
小児の外来での対応では、薬からのアプローチだけでしたが、これを読めば
ガイドラインに応じた投薬ができるので良本です。
小児疾患の薬物治療 ガイドライン総まとめ 標準治療をまるごと解説! 2020年 05 月号 [雑誌]: 月刊薬事 増刊 (日本語) 雑誌>>詳細を見てみる
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肝臓・腎臓における町の薬局薬剤師トレーニング本
検査値処方箋、在宅における訪問看護部隊との連携、
地域包括の医療スタッフとの連携からの処方提案やポートフォリオ。
高齢者や基礎疾背景によっては非常に注意しないといけませんよね?
![](https://yakuzaishi-president.com/wp-content/uploads/2020/03/cat_img_1585317984152.jpg)
![](https://yakuzaishi-president.com/wp-content/uploads/2021/08/d0671fce9e331dc07d1fc5ddb6266d0b.png)
薬剤師の臨床センスを磨くトレーニングブック 薬トレ 肝・腎>>詳細を見てみる
肝機能・腎機能に応じた考察、監査のポイントを記載しているから勉強になります。
検査値だけでは判断できない薬学的判断。
薬剤師は検査値などの「値」のみでしか判断するツールがありません。
過去の自分の経験値と勘だけで業務するのではなく、
新しい知識を必ず入れるようにしておきましょう。
がん領域、感染領域が苦手・不安な薬剤師はこちら
薬剤師の臨床センスを磨くトレーニングブック 薬トレ 感染・がん>>詳細を見てみる
なんどもブログに書くけど、医学論文は大事ね。
ここ3年くらいで
一気にトレンドワードになったと思われる
「医学論文の薬局勤務の活かし方」。
日経DIでも医学論文のスーパー薬剤師インフルエンサーの連載執筆活動で
拝見されていた方もおられるのでは無いでしょうか?
![](https://yakuzaishi-president.com/wp-content/uploads/2020/03/cat_img_1585317859094.png)
医学論文について興味があると、
実際の地域カンファレンス、地域包括会議や在宅連携会議における
薬剤ポートフォリオで実力を大いに発揮することがあります。
しかし化学、論文はあくまで参考程度に。
全てが正しいわけでは無いですが説得力のあるプロフェッショナルになるでしょう。
医学論文を薬局で生かすならこれ一択
1日1論文、30日で、薬剤師としてレベルアップ! 医学論文の活かし方>>詳細をみてみる
![](https://yakuzaishi-president.com/wp-content/uploads/2020/09/6990a462a0076e980714d0f0c41399a2.png)
少し論文を砕けて解説されて分かり安いのはコレ!
ビジアブで読み解く! 薬剤師の仕事に役立つ臨床論文50>>詳細を見てみる
メモ
論文とはなんだっけ、不安を感じる方の入門編。
分かりやすく日常的な疑問から論文に繋げるので非常に安心して読めれます。
ガイドラインもメモ的に記載されて最新の内容も勉強になる
もう読んだ??スマホ脳
海外で話題になったスマホ脳。
スマートフォン、タブレット端末における
ドパミン分泌の害。開発者が語ったスマホにおける実害。
スマホ脳>>これは絶対におすすめしていますよ!(詳細を見てみる)
メモ
・スマホやタブレット動作における脳内変化から、どのような体内変化が起きるか記載
・研究の結果、わかったスマホを使用した場合における脳の実害
・これを読めば、自分の行動、子供に使わせる時間や配分が変わるでしょう。
このスマホ脳は壮絶です。2040年の未来予測 あたりも最新の刊行ですが
一読しておくと人生のリスク回避になります。
![](https://yakuzaishi-president.com/wp-content/uploads/2021/01/Open-Peeps-Bust.png)
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将来不安な人が読むブログ
薬剤師としてこれからはどのように生きて行けばいいんでしょうか。とても不安を感じられる方が多い印象です。皆さんも将来に不安には何度か思った事があるはず。新卒から入社、派遣薬剤、パート薬剤師だとしても将来 ...
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