かかりつけ薬剤師の認定条件として以下のものがある。
薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。
その【認証している研修認定制度等】とは如何なるものなのか、調べてみた。
コラムが2012年で止まっている。
もはややる意味が全くない、むしろ表示しない方がいい。
そしてその中の、
かかりつけ薬剤師認定機構一覧を参考にされたい。
条件的に、認定を受ける条件として、一定単位まで自制度の単位を取ることを求めている場合も
あるので、しっかりと確認された方がいいだろう。
認定の条としては40単位以上取得、という非常に趣旨の難解なものになるが、
改めて言うものでもないが、各提供されるe-ラーニングのみではなく、
集合研修などを適切に参加して
認定されていくことは根本にあることが重要であるが、冷静に考えて欲しい。
今管理職の薬剤師に伺うが、自社の薬剤師の主婦(又は主夫層)の割合はどのくらいだろう。
Eラーニングだけで現状は40単位取れる。が、フルタイム勤務でさえきつい現状、さらに
集合研修や実地研修などどの程度果たして参加できるであろう。
むしろ認定薬剤師を取得させる方向の流れでも多いに苦労している薬局経営者が多い。
自己研鑽・・薬剤師法は・・生涯学習である・・
うんぬんを講釈をたれて、現場薬剤師に課しますか。
そんなことは不可能なのは自明である。
医師ヒエラルキーの中、地域によっては、出すぎてはいけない薬剤師。
非常に不快である表現で言えば、薬袋詰め師と言われていた。
それは現場の薬剤師の怠惰ではなく、現状の法令制度、国の整備、
医師会の政治に効かせた幅の結果である。
それが平成28年の法改正で一気に【何かできる薬剤師】の作業にシフトされたわけで、
現場の薬剤師は混乱するのは当たり前だろう。
厳禁であるのは、
今回の4月スタートで、本社薬剤師会議などで
、
【頑張ってかかりつけ薬剤師算定しよう】
【非常に厳しい改訂であるので各方面取れる加算は積極的に・・】
などは厳禁なのは明確であろう。
ではどうするのか。
1.今まで放置してきた、現場薬剤師達の意識、
モチベーションを運営側、社長薬剤師は把握するのが早急。
2.自発性のある、積極的な仕事のできる環境にする
3.薬剤師は他店との交流を深めさせる(情報の共有)
4.何が現状不満か解決する
5.それらのマイナス条件が解決しつつ、方針を発表する
とにかく、現場の薬剤師の意識をしっかり確認し、
風通しのよい職場雰囲気、意見のあがる状態にしてから
課すべき課題になる。
このH28の前半はもっとも管理職が忙しくないといけない。
夏は面談、現場確認。
秋から一気に、現場にさまざまな算定をしてもらうことが方針で大事。
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